不動産関連

上手な分譲マンションの買い方。“立地について”その2

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■郊外型のマンションってどうなの?

前稿で、“不動産は立地を買え!”と述べました。
一般に、マンションの資産価値は都心に近いほど高いと言えます。
住み替えに有利なのも都心に近いマンションです。

では、郊外のマンションを買うのは損なのか?
郊外のマンションを買うメリットはないのか?

いいえ、郊外のマンションを買うメリットはあります。

一番のメリットは、都心部のマンションに比べて価格が割安なことです。
都心部に比べて土地価格が安いからです。

また、同じ予算なら、都心部よりも広い住戸を買うことができます。
都心の3LDKの予算で、郊外なら4LDKが買えると言うことです。

“分譲と賃貸はどちらがオトク?”の章で、
分譲マンションを買うのは、生涯の住居費を、
ローン期間で先払いするようなものだと述べました。

郊外のマンションは、資産価値としては都心部に近いマンションより不利ですし、
住み替えや買い換えにも不利です。

しかし分譲は、賃貸で暮らすよりは生涯の住居費負担が軽くてすみます。
割安な郊外のマンションなら、より住居費の節減ができるでしょう。
また、賃貸用マンションよりは高品質で快適な家に住まうことができます。

郊外のマンションを選ぶ際も、より優れた立地を選ぶ方が後々有利です。
交通の利便性、買い物の利便性、病院や生活利便施設の充実など、
よく見定めてマンションを選ぶことが大切です。

次稿は、“価格交渉や値引きについて”を予定しています。

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